1982年7月第15回大会において、富樫 宜資会長の演武のひとつ、「受即攻」である。「受即攻」とはその名の通り受けと攻撃を同時に出すことで、威力が倍増されて相手に返るというまさに攻防一体の極限の技である。日本空手道において、この論理を実践しているのは無門会だけであり、この技を真に使えるのは富樫 宜資会長ただ一人しかいない。
この写真は三回「受即攻」したうちのひとつである。一回目で極限の威力を出したら相手は起き上がれなくなった。三回続けなけらばならないので、相手に何とか起き上がってもらって、3分の1ぐらいの力で二回目を行ったのがこの写真である。無論、ごかましのきかないようビデオ撮影も行っている。
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